飯田祐基が語るラヴ上等炎上 更生を褒める空気が気持ち悪い

動画配信番組ラヴ上等をめぐる炎上について、飯田祐基さんが本日公開した動画で、過去にやんちゃをしていた側のゲストに本音を聞いています。
話の中心は出演者の過去ではなく、更生した人を持ち上げる空気そのものへの違和感でした。
改心して褒められることへの違和感
飯田祐基さんはまず、番組に賛否が出ている理由を整理しています。
過去に大きな罪を犯した人の良い面を切り取って見せると、まねをする人が出るのではないか、かっこいいと受け取られるのではないか。
その心配は自分も正直あった、と本人が動画の中で話していました。
そのうえで引き合いに出したのが、ある漫画の場面です。
不良から立ち直ろうとする少年を周りが褒めるなか、ひとりだけが、正直者がばかを見る手本になっていると言い放つ回。
まじめに生きてきた人が当たり前にやっていることなのに、改心した側だけが拍手される。
その構図が「気持ち悪い」というのが飯田祐基さんの言い分でした。
- まじめな人の当たり前を、改心した側だけが褒められるのは気持ち悪い
- 全員に謝りきるのは無理。できることをやればいい
- 静かに成長している人はいくらでもいる
そろったのは、批判する人の多くは被害者本人ではないという点
対するゲストの答えは、そこまで重くありません。
迷惑をかけた相手全員に謝りきるのは現実的に無理なのだから、気が向いたときに寄付や災害の手伝いなど、できることをやればいい。
そういう返し方をしています。
目立つ形で立ち直った人がたたかれやすいだけで、静かに成長している人はいくらでもいる、という見方も出ました。
動画で二人の意見がそろったのは、批判している人が本当に被害者なのか、という点です。
被害者がかわいそうだと言っている人の多くは被害者本人ではない。
被害者の名前を借りて別の人を傷つけている面がある、という話でまとまっていきました。
法務省がポスターを引いた経緯
この炎上には、役所を巻き込んだ動きもありました。
法務省保護局は8月5日にこの番組とのタイアップを発表し、更生保護をテーマにしたポスター約2000枚を保護観察所などに配布しています。
ところが出演者が人に火をつけて捕まったと語った場面などをめぐって批判が集まり、8月21日に法務省がタイアップの取りやめを発表しました。
犯罪被害者から戸惑いの声が寄せられ、当初の意図を果たすのが難しくなったというのが理由です。
出演者や更生への取り組みを否定するものではない、という説明も添えられています。
- 法務省が引いたのはやむを得ない
- 番組の知名度で更生保護という言葉が全国に広まった
この判断について動画では、引いたのは仕方ないという見方と、それでも番組の知名度のおかげで更生保護という言葉が全国に広まったのだから意味はあった、という見方の両方が出ました。
番組を叩く流れと、更生をどう扱うかという話は分けて考えたほうがいい。
そこに落ち着いた回でした。




