社美緒がカノックスターに明かす ホストの稼ぎを社会に返す計画

歌舞伎町でホストクラブを経営する社美緒さんが、カノックスターさんの動画で、ホストで稼いだお金をホストに戻さず社会に返す計画を話しました。
就労継続支援B型の施設づくり、小さな畑、ビジュアル系バンドの3つです。
18年この世界にいる本人が、なぜ今そこへお金を回すのかを整理します。
初対面のステーキと、インスタで集めた質問
動画は10月13日にカノックスターさんのチャンネルで公開され、翌日には60万回を超えて再生されています。
2人はこの日が初対面でした。
ホストクラブ関係の人の紹介でつながったそうです。
カノックスターさんがステーキを焼き、インスタのストーリーで集めた質問を社美緒さんにぶつけていく流れです。
社美緒さんは38歳で、福島から上京したときに住む家がなく、住み込みで働ける仕事としてホストを選んだと話しています。
始めたのは21歳ごろ。
女の子に呼ばれれば、ドン・キホーテで買ったママチャリで駆けつけるほど必死だった時期もあったそうです。
ここ10年ほどは経営が中心で、ホスト用の携帯は1日2回見ればいい方だと笑っていました。
カノックスターさんは、ホストコールでの姿から厳しい人を想像していたと打ち明けます。
実際に話してみると物腰が柔らかく、上品な人だという印象に変わったそうです。
社美緒さん本人は、若いホストが調子に乗って事件を起こす前に、自分のところで止めておきたいから強く言うのだと説明しています。
ホストのお金をホストに戻さないという決断
動画の後半、社美緒さんは、今はホストで得たお金をホストには還元せず、違うところに投資する段階に入ったと話しました。
お店はもう十分に回っていて、今あるものは守るけれど、積極的に増やすつもりはないそうです。
1つ目が、就労継続支援B型の施設です。
条件に合う物件がやっと手に入り、作り始めたところだと明かしています。
社美緒さんによると、心や体に生きづらさを抱えた人は、ほかの職場では安い給料で働くことになりやすく、ホストクラブや水商売の方が普通に扱ってもらえて馴染みやすいことがあるそうです。
だからこそ、夜の仕事をやめたくなったときに、普通に戻れる場所を用意したいと語りました。
2つ目が農業です。
まだ小さな畑から始めたばかりだといいます。
見た目とのギャップにカノックスターさんも驚いていました。
社美緒さんは、無理にお金を使わせず、稼いだお金の出口もきちんとしていれば、ホストが世間からどう見られるのかを一度試してみたいと話しています。
稼いだお金が贅沢品に消えるから水商売のイメージが悪くなる、という見方です。
これからは流行らせる段階ではなく、受け皿を作る段階に行きたいとも話していました。
バンドを始めた理由はミュージシャンへの敬意
3つ目の行き先がビジュアル系バンドです。
始めて1年ちょっとだといいます。
ホストが悪く言われる一方で、ミュージシャンは誰も不幸にしていないと感じ、その人たちがもっと人を幸せにできるよう動きたいと思ったのがきっかけだったそうです。
夢をあきらめたバンドマンがホストクラブに来ることは多いと社美緒さんは話します。
その子たちをホストにするのはもったいないので、一緒に音楽をやっているのだそうです。
男性が主役のエンタメ産業の中で、ホストがいちばん派手にお金を動かしている今の状態は良くないとも語りました。
ホストには流行ってほしいけれど、1番であってほしくない、という言い方でした。
話の終わりには、ビジュアル系バンドを聞いてほしいと呼びかけ、カノックスターさんに、そこはカットしてと返される場面もありました。
動画ではバンド名までは出てきませんでしたが、社美緒さんが手がけるバンドは「VALHALLA(ヴァルハラ)」です。
公式ファンクラブでは、ホストクラブの会長を務めるMIO(社美緒)さんが手がけるバンドプロジェクトと紹介されています。
VALHALLAのメンバー
| 名前 | パート |
|---|---|
| KØU | ボーカル |
| MIO(社美緒) | ギター |
| RAY | ギター |
最新の活動はVALHALLA公式ファンクラブで確認できます。
規制のあと売上が上がった店のつくり方
ホストクラブをめぐる法律が厳しくなって売上は落ちたのか、というカノックスターさんの質問に、社美緒さんの答えは意外なものでした。
自分たちの店はむしろ上がった側だというのです。
問題だったのは、売上の大きさを見せて、あなたもそれにふさわしい金額を払ってね、と迫る営業だったと社美緒さんは見ています。
たくさんの人に支持されていれば値段は相手が決めてくれる、という考え方で以前からやってきたので、影響が小さかったそうです。
路上の客引きも使わず、店に来たい人だけが来る形を作るために、時間とお金をかけたとも話しました。
お客さんを痛いと笑うような文化についても、お金を払ってくれている人に失礼だとして、できる限り自分の会社では避けたいと話しています。
- 売上を見せて金額を迫る営業
- 路上の客引きで呼び込む
- 値段は支持してくれる相手が決める
- 来たい人だけが来る
服とたこ焼き店も手がける
動画で語られた3つのほかにも、社美緒さんは自分の名前を冠したアパレルブランド「MIO YASHIRO L'ATELIER(ミオヤシロ ラトリエ)」を持っています。
Tシャツやシャツ、パンツ、アウターなどを公式オンラインショップで販売しています。
さらに、たこ焼きチェーン「元祖どないや」とのコラボで、大阪ミナミの宗右衛門町に新しい店が10月19日にオープンします。
どないやの公式Xでも、社美緒さんと一緒にできることが嬉しいと発表されていました。
宗右衛門町は、ホストクラブも多い大阪の繁華街です。
たこ焼 元祖どないや ミナミ宗右衛門町店の店舗情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店名 | たこ焼 元祖どないや ミナミ宗右衛門町店 |
| ジャンル | たこ焼き |
| 場所 | 大阪府大阪市中央区宗右衛門町3-9 1階 |
| オープン日 | 2026年10月19日(月) |
| 界隈の人との関係 | 社美緒さんとのコラボ店 |
| 地図 | Googleマップで開く |
営業時間やメニューは、元祖どないやの公式サイトや公式SNSで最新情報をご確認ください。
3万円で会えるのかという質問
視聴者からいちばん多く届いていたのが、社美緒さんにいくら使えば会えるのかという質問でした。
答えは、料金は普通のホストと同じで、3万円ほどだそうです。
混み合うので、1セットの中で話せるのは10分から15分ほどになるといいます。
社美緒さんは、来てくれた人から、ホストクラブに来る理由や自分を良いと思ってくれた理由を直接聞けるのはいい機会だと話していました。
料金の決め方はまだ迷っているところもあるそうです。
ホストコールでは厳しい場面ばかりが目立ちますが、この動画では、稼いだお金の使い道まで考える経営者としての顔が見えました。
カノックスターさんの過去の動画は、カノックスターとは|大食い動画から家族向けブランドへにまとめています。




