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ロコンド田中裕輔がヒカルに語った震災後の200人引き継ぎ

2026-10-17公開

ロコンド田中裕輔がヒカルに語った震災後の200人引き継ぎ

ヒカルさんのチャンネルで、ロコンド社長の田中裕輔さんに1日密着する動画が公開されました。

マッキンゼー出身のエリートが、赤字の会社と社員200人を引き継いだ経緯を語った内容を、動画を見ていない人向けに整理します。

マッキンゼーはどんな会社か

動画の冒頭で田中さんは、マッキンゼーを東大生がいちばん行きたい会社だと説明しました。

本人の説明では、お金を稼ぎたい人が行くのが投資会社のゴールドマン・サックスで、考えることが好きな人が行くのがマッキンゼーだといいます。

待遇についても本人が数字を挙げています。

初任給は600万円ほど、2、3年で1500万円ほどになり、早ければ30代前半で1億円に届く世界だそうです。

これは田中さん本人の話で、公式の数字ではありません。

田中さんが語った年収の伸び
入社時初任給は600万円ほど
2、3年目1500万円ほど
30代前半早ければ1億円の世界

いずれも田中さん本人の説明です

面接は1分で答えるケース問題

入社の決め手は面接だったと田中さんは話しています。

志望動機は聞かれず、あなたはある会社の社長です、売上をこの水準から3年以内に2倍にするにはどうしますか、といったお題に1分で答える形式だったそうです。

本人は大学時代の成績はほぼ最下位で、一橋大学の受験でも直前の判定は合格確率20%以下だったと明かしました。

大学3年生のとき、元マッキンゼー副社長の講義でこの会社を知り、そこから思考方法を学んだといいます。

田中さんの経歴の流れ
22歳大卒でマッキンゼーへ
26歳マネージャーに昇進
20代後半会社負担で米国留学
30歳前後ロコンドに関わる

26歳での昇進は40年間破られなかった記録だと本人が話しています

赤字の会社と社員200人を引き継いだ日

動画でいちばん具体的だったのが、ロコンドを引き継いだ場面です。

田中さんによると、ドイツの投資会社が資金を投じて急拡大させたところに東日本大震災が起き、投資会社が日本から撤退しました。

当時の社長3人も去り、社員200人が残されたといいます。

香港に呼ばれた田中さんは、引き取ってくれるなら5億円ほどと株を渡すと言われ、社長になりました。

当時の売上は月1億円に届かず、初日にやったのはリストラで、200人を100人ほどにしたそうです。

電話は返金を求める声ばかりで、倉庫がトラックに囲まれて靴を返せと言われる取り付け騒ぎも起きたと振り返っています。

引き継ぎ初期の状況
人員社員200人を100人ほどに削減
売上月1億円に届かず赤字が続く
現場返金の電話と、倉庫前の取り付け騒ぎ

なぜ撤退せず引き受けたのか

ヒカルさんが踏み切った理由を尋ねると、田中さんは短期と長期に分けて考えたと答えました。

アメリカのザッポスやヨーロッパのザランドのように、靴の通販は長期では伸びると見ていて、ロコンドの不振は震災という運の悪さが大きいと判断したそうです。

家庭の事情も重なっていました。

初めての子どもが生まれる時期で、マッキンゼー最後の年は毎日が豪華な生活だったため、奥さんと2週間ほど話し合ったといいます。

倒産してもそれは経験になると思った、とも話しています。

黒字化は創業から5年目でした。

返品と交換が無料のため、売上100億円に届かないと黒字にならないと言われていたそうで、5年でその水準に届いたと語っています。

リーボック買収とマッキンゼーの教え

後半では、ロコンドがリーボックの事業を買収した話が出ました。

田中さんの説明では、リーボックはかつてアディダスより上のブランドでしたが、アディダスに買収され、サッカーやバスケの契約が移った後に手放されたそうです。

靴とブランドの力は残っていたため、手頃な価格で引き受けられたといいます。

買収の基準は、ロコンドの通販や物流と組み合わせて足し算以上になるかどうかです。

14社ほどを買収したとも話しています。

マッキンゼーでいちばん言われた教えは、顧客の利益を最優先にすることだそうです。

その裏側にある考え方として、この10分間で何の価値を出したのかを問われ、会議で黙っているくらいなら飲み物を買いに行った方がましだと言われたと説明しました。

ヒカルさんは、企画会議で意見が出ない悩みと重ねて聞いていました。

買収を決める基準
リーボック買収の判断
相乗効果通販と物流を組み合わせられるか
価格安く買えるか
ブランド靴の人気が残っているか

この動画から見える田中さんの考え方

失敗を経験した後でも、次に動くときの判断は早くなる。

田中さんはマッキンゼーで身につけた思考の型が、14社を抱える経営でも判断の速さに生きていると話しました。

ヒカルさんが以前から気にしていた、エリートはリスクを取らないのではという疑問にも、取りやすい環境にいたからだと答えています。

動画の続きでは店舗回りに向かう様子も映っています。

ここで紹介した数字や経緯はすべて動画内の田中さんの発言によるもので、第三者が確認した情報ではない点にご注意ください。