三崎優太の会社は何をしている?三崎未来ホールディングスの事業まとめ

青汁王子の名前で知られる三崎優太さんは、いまは青汁だけの人ではありません。
高級不動産、配達用のEVバイク、蓄電池、そしてYouTube。
業種はばらばらに見えますが、三崎さん本人の名前と発信力で1つにつないでいる、というのが今の姿です。
この記事では、三崎さんの事業の歩みと今の事業の中身を、公式サイトと報道をもとに整理します。
三崎優太さんはどんな人か
三崎さんは、ネット通販で会社を大きくした経営者で、YouTubeでも発信している実業家です。
いまの主な肩書は次のとおりです。
青汁通販で伸びたメディアハーツ
三崎さんは2007年11月22日に、株式会社メディアハーツを立ち上げました。
本人の過去のインタビューによると、創業の初期はアフィリエイトに取り組んでいたそうです。
転機は、美容と健康食品の通販に乗り出したことでした。
2014年に自社ブランドのFABIUSを立ち上げ、中でも「すっきりフルーツ青汁」が大きく売れます。
青汁王子という呼び名は、ここから生まれました。
業界紙の日本ネット経済新聞は、2017年9月期の通販の売上高を131億円、前の期の539%増と報じています。
伸びた理由を分けると3つです。
ネット広告とアフィリエイトで人を集めたこと。
定期購入の通販で続けて買ってもらったこと。
そして社長本人がSNSで顔を出し、会社の顔になったことです。
三崎さんの原点は、広告と通販を組み合わせた商売にあります。
2019年の判決から再出発へ
2019年、メディアハーツと三崎さんは、架空の広告費を計上したとして法人税法違反などの罪に問われました。
同じ年の9月、東京地裁は三崎さんに懲役2年、執行猶予4年、会社に罰金4600万円の判決を言い渡したと報じられています。
三崎さんはメディアハーツの代表を退き、会社は2019年7月1日にファビウス株式会社へ名前を変えました。
そこから三崎さんは、新しい会社で事業を組み立て直していきます。
2020年7月に立ち上げた株式会社みさきホールディングスは、スタートアップへの投資や事業の支援、起業したい若い人の後押しを目的にした会社でした。
この会社は2024年8月に合併で解散し、三崎未来ホールディングスに引き継がれています。
いまの中心は三崎未来ホールディングス
今の中心の会社は、2024年5月22日に設立された三崎未来ホールディングス株式会社です。
代表は三崎さんで、資本金は1億円と公表されています。
宅地建物取引業の免許も持っています。
公式サイトに並ぶのはこの6つです。
ここから、特に動きの大きい事業を順に見ていきます。
LUVIAは発信力で集める高級不動産
LUVIAは、三崎未来ホールディングスが展開する高級不動産のブランドです。
三崎未来ホールディングス自身が、売買、賃貸、仲介、相談を受けています。
都心の資産価値の高い物件や高級物件を扱うブランドです。
強みは、三崎さんの発信力をそのまま集客に使えることです。
配車アプリGOで呼べるタクシーの車内でLUVIAのCMを流すなど、広告にも力を入れています。
三崎さん自身も、14億円の新居に引っ越したという動画で、三田ガーデンヒルズの部屋を紹介し、不動産への考えを話していました。
自分の住まいまで、不動産の仕事の看板として見せているわけです。
会社は初年度から年商100億円を超える見込みだと発表し、三崎さんもXで、2年で100億円の目標を1年で100億円に上げると宣言しています。
ヒカル界隈の不動産の話は、不動産・ドバイのまとめでも整理しています。
EVバイクL-noaと三崎未来電子
グループ会社の三崎未来電子は、電動バイクを作って売る会社です。
主力は、配達の仕事向けの原付一種のEV、L-noaです。
(時速30kmでの試験の予測値)
ガソリン代や人件費が上がり、脱炭素も求められる中で、仕事用の乗り物を狙った事業です。
三崎さんは、過去に大きなバイク事故で死を覚悟したと語りながらも、MISAKIバイクとしてこの事業を始めました。
深夜の新聞配達の現場に自分で足を運び、L-noaの性能を確かめる動画も出しています。
蓄電池と、でんき0
三崎未来ホールディングスは、電力の分野にも入っています。
佐賀県伊万里市のMSK伊万里蓄電所は、出力2MW、容量8MWhの系統用蓄電池です。
会社の発表によると、2026年4月1日から需給調整市場に参入し、同社のエネルギー事業の第1号案件になりました。
系統用蓄電池は、送電網につないで電気をためておき、需要に合わせて出し入れする設備です。
太陽光や風力が増えると電気の量がぶれるので、その調整役として期待されています。
- 三崎未来ホールディングスの案件
- 送電網向けの大きな蓄電池
- 需給調整市場に参加
- 三崎さんが代表を務める会社
- 家庭向けの太陽光と蓄電池
- 余った電気の買い取りも
もう1つが、でんき0というサービスです。
家庭に太陽光と蓄電池を入れて、つくった電気を自分で使い、余った電気を買い取る仕組みです。
設備の費用や天気、夜に使う電気もあるため、公式サイトでも、すべての家庭で電気代がゼロになるわけではないと丁寧に説明されています。
通販のファビウス
ファビウス株式会社は、元のメディアハーツが名前を変えた会社です。
今も健康食品や美容製品の通販を続けていて、三崎未来ホールディングスの公式サイトでも主なグループ企業として紹介されています。
いまの代表は、三崎さんとは別の方が務めています。
なお、経営者を扱う番組のREAL VALUEには立ち上げから出演していましたが、2026年6月に脱退したことを本人が明かしています。
YouTubeは事業の入口
三崎さんのYouTubeは2つあります。
- 登録者 約117万人
- 動画 約820本
- 対談、検証、事業相談など
- 登録者 約9.05万人
- 動画 約98本
- 47都道府県と世界の旅
数字は2026年9月27日時点のものです。
メインでは、経営者との対談、お金持ちへの突撃、視聴者の事業相談、ぼったくりバーなど社会問題の現地検証まで扱っています。
家族のことや過去の出来事、投資の失敗まで隠さずに話すのも三崎さんらしさです。
暗号資産で約13億円の損を出したことも、自分で公表しています。
三崎さんは2020年のインタビューで、YouTubeを見て経営者ってかっこいいと思ってもらい、経営者を目指すきっかけを作りたい、という趣旨の話をしていました。
始めたときから、ただの日常の動画ではなく、経営者としての発信を意識していたわけです。
三崎未来ホールディングスは、動画を使った名前の認知と広告収入を、はっきり事業として掲げています。
動画の説明欄や公式サイトから、LUVIA、EVバイク、採用や問い合わせの窓口へ案内しています。
YouTubeは、営業と広報と採用の入口も兼ねたメディアになっています。
青汁の人から、名前で事業を束ねる人へ
- 健康食品の会社の社長
- 青汁が看板
- 広告と通販で売る
- いくつもの事業を率いる
- 本人の名前が看板
- YouTubeで集めて事業へ
三崎さんの強みは3つに絞れます。
青汁の通販を大きくした、広告と通販の実務の経験。
うまくいったことも失敗も隠さずに見せて、自分自身をメディアにする力。
そして、不動産、EV、エネルギー、通販という別々の事業を、自分の名前とYouTubeでつなぐ力です。
昔は健康食品を売る会社の社長でした。
今は、YouTubeで集めた注目を、LUVIAの不動産やL-noaのEVバイク、蓄電池の事業へつなげています。
三崎未来ホールディングスは上場していないため、事業ごとの売上や利益は公表されていません。
この記事の内容は、会社と本人の発表、報道にもとづいています。
新しい実績が発表されたら、この記事に追記していきます。
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